2026年 OpenClaw v2026.4.14 適用後の受入を、専用リモート Mac の SSH で検証する
デプロイ・運用 2026-04-15

2026年 OpenClaw v2026.4.14 アップグレード後の受入:gpt-5.4-pro 前方互換、ゲートウェイ tools 設定パッチと Ollama タイムアウト修正を、専用リモート Mac の SSH で再現できる検証チェックリスト+FAQ

v2026.4.14 は「クラウド旗艦モデル」とローカル Ollama 系ツールチェーンを同一のゲートウェイルートに載せます。現場で最も多い切り分けは次の 3 点です。旧プロファイルのモデル名がまだ解決するか、tools パッチをマージしたのに上書きされてしまうか、コールドスタートや長い推論のあとでも Ollama のタイムアウトが旧デフォルトのままか。本稿は専用リモート Mac を SSH 優先で受入する順序と、変更 runbook に貼れる FAQ をまとめます。

1. スコープ:まずバージョンと実行ユーザで固定する

受入は LaunchAgent/Gateway と同じユーザで行ってください。sudo や別ログインを混ぜると、「CLI は新しいのにプロセスが古い」といった偽陰性が出ます。インストールパスがまだ標準化されていない場合は、先に OpenClaw のインストールパス(install.sh・npm・Docker)をヘッドレス SSH で揃える を参照し、本チェックリストに戻ってください。CLI と Gateway の semver がまだ食い違う場合は、npm グローバルと ~/.openclaw/lib のダブルスタック同期と、LaunchAgent のコールド再起動を済ませてからモデルと tools を検証します(詳細は CLI と gateway のバージョン不一致:doctor と LaunchAgent )。常時ジョブを載せる構成では、無人運用の前提も OpenClaw と SSH でリモート Mac を無人自動化する と突き合わせると切り分けが速くなります。

  • バージョンの一次情報: openclaw --version に加え、gateway の health やログからビルド ID(チームの runbook に従う)。
  • 設定の一次情報: ~/.openclaw 配下のユーザレベル設定。チーム overlay がある場合はマージ順を文書化する。
  • ネットワークの一次情報: 専用ノードの安定した外向き通信。ローカルの 127.0.0.1:11434(Ollama)と gateway の待受ポートを分離し、ツールのタイムアウトを上流 API 障害と取り違えない。

2. gpt-5.4-pro の前方互換:プロファイル別名とフォールバック

v2026.4.14 は旗艦の推論ティアの命名を締めます。旧設定が gpt-5.x-pro 系の別名のままでも、gateway は現行の gpt-5.4-pro にマップする想定です(リリースノートで確認)。受入の目的は UI 文言の一致だけでなく、移行が実運用で詰まらないことです。

確認項目 推奨アクション 合格基準
プロファイルのモデル欄 テスト用プロファイルにレガシ別名を 1 つ残し、最小ターンを実行 4xx の unknown model が出ず、ルーティングログに解決後モデルが出る
マルチモーダル/tools 混在 同一プロファイルでプレーンテキストと tool 呼び出しを交互に試す tool 失敗時もセッション全体が壊れず、読めるエラーになる
明示的なアップグレード プロファイルを明示的に gpt-5.4-pro にし回帰 遅延と課金ティアが期待どおり。二重課金や二重の system 注入がない

パイプラインや長時間セッションで SSH の安定性も含めてレビューする場合は、専用ノードの接続方針を Jenkins SSH と GitHub Actions セルフホスト macOS:並列と TCO の長寿命接続の前提と突き合わせ、ゲートウェイのタイムアウトを SSH 切断と取り違えないようにします。

3. ゲートウェイ「tools」設定パッチ:マージ順と波及範囲

v2026.4.14 には tools/gateway のツールマニフェスト向けパッチ(JSON Schema 修正、権限ヒント、デフォルトのタイムアウトなど)が含まれます。典型の見落としは、チーム overlay が後から読み込まれるがローカルの *.local が勝つこと、またはマージ結果がキャッシュされアップグレード後も残ることです。

  • マージ順を最初に: 「base → 環境 → ユーザパッチ」が維持されているか。アップグレード後に新しい中間層(セキュリティポリシーなど)が必要になっていないか。
  • コールドスタート: 編集後は kickstart -k 相当のコールド再起動で Gateway を立ち上げ直し(launchd のラベルに合わせる)、マージ済み設定をプロセスが読み直す。
  • サンプル tools: ホットパス 1 本と、あまり使わない tool を最小ペイロードで実行。スキーマと権限文言がパッチノートと一致する。

4. Ollama タイムアウト修正:ローカル推論と gateway の待ち時間窓を揃える

本リリースは、初回のモデル pull/Ollama のコールドスタートで gateway がツール呼び出し全体をタイムアウト扱いにするケースに対処します。典型原因は、ローカル推論やディスクのウォームアップより短いデフォルト待ちで、専用 Mac で初めて大きいモデルを走らせたときに顕在化します。

  • 直接プローブ: 同一ユーザで curl http://127.0.0.1:11434/api/tags(または同等)と最小の generate を叩き、P95 遅延を記録。
  • gateway 側: Ollama 関連の timeout/retry がリリースノートの下限以上か。初バイトが遅く定常は速い場合は、変更窓で一回ウォームアップジョブを入れる。
  • リソース側: Apple Silicon のユニファイドメモリでは、gateway の同時実行と推論の同時実行を監視。専用ノードでは Ollama と gateway の CPU 親和性/優先度を runbook に書く。

5. 専用リモート Mac の SSH で再現できるチェックリスト(コピペ用)

手順 コマンド/操作 期待結果
A whoami が LaunchAgent ユーザと一致 同一性が正しい(パス/権限の偽陰性を避ける)
B openclaw --version と Gateway ビルド確認 v2026.4.14 系のリリースライン上
C openclaw doctor(必要なら --fix) ブロッカーなし。パスと依存が揃う
D レガシ別名と明示的 gpt-5.4-pro の A/B 前方互換の挙動が明示設定と整合
E tools パッチのマージ後に Gateway をコールド再起動 サンプル tools がパッチのスキーマ/権限ヒントと一致
F Ollama プローブと gateway 経由の E2E tool 呼び出し 「全体タイムアウト」の偽陰性なし。必要ならウォームアップ後に再試験

SSH 上の最小構成の組み立ては リモート Mac mini で OpenClaw を 10 分セットアップ(SSH+最小依存) を先に済ませ、本チェックリストを一次情報として扱える状態にしてから受入に進むと安全です。

6. FAQ

Q1: アップグレード後も古いモデル名が表示されるのはキャッシュ?

クライアント側の表示キャッシュか、未保存のプロファイルの可能性があります。gateway のパースログとサーバ側の最小 1 ターンを信頼し、必要ならローカル状態を消して再試行してください。

Q2: tools パッチはディスクにあるのに挙動が変わらない

マージの優先順位とGateway がコールド再起動したかを確認。最小ペイロードで tools を叩き、上位層が古いスキーマをキャッシュしていないか見ます。

Q3: Ollama の最初の 1 回だけタイムアウトし、あとは問題ない

コールドスタート/pull に一致します。gateway の待ち時間の下限を初バイト P95 より上に上げるか、変更窓で一回ウォームアップを走らせてください。専用ノードでは、それをスケジュールされたヘルススクリプトとして固定するのも有効です。

ゲートウェイとローカル推論の受入を再現しやすい Mac mini

この種の検証は、複数の Node 導入やホームディレクトリの混在、GPU 方針のぶれが入ると、タイムアウトや設定マージの再現が難しくなります。専用リモートノードとしての Apple Silicon Mac mini は、パス・権限・常駐サービスの境界が明快になりやすく、Homebrew・Ollama・launchd 管理の Gateway は macOS でよくある組み合わせです。ユニファイドメモリは、gateway の同時実行とローカルモデルを同居させやすく、アイドル時の消費電力は数ワット程度に収まりやすい——常時プローブやウォームアップジョブ向けです。Gatekeeper・SIP・FileVault は bastion 越しの SSH と相性がよく、ノート PC の複数アカウント混在より監査しやすい構成になります。

アップグレード後の OpenClaw ルーティング、tools パッチ、Ollama のタイムアウト方針を再現可能に固定したい場合、2026 年時点でも 専用リモート Mac mini M4 は価格対性能の軸として強い選択肢です。トップページでプランを確認し、本チェックリストをリリース/ロールバック runbook に組み込んでください。

SSHMac のトップページから、CPU・メモリ・ストレージをゲートウェイ同時接続とローカル推論に合わせて選べます。

おすすめプラン

M4.S 人気商品

10-Core 16GB 256GB
$105.9
/月〜
全プランを見る